観葉植物にコバエがわいて困る…100均のアイテムで本当にコバエ駆除ができるの?
虫がわかない土を使えば、もう虫に悩まされないのかな?
そう思う方もいるかもしれません。
実は、100均のアイテムを正しく使えば、簡単に観葉植物のコバエを防ぎ、虫の発生を大幅に減らすことができます。
この記事では、観葉植物のコバエ駆除に役立つ100均の虫がわかない土や便利なおすすめグッズを5つ厳選して紹介します。
- 100均コバエ対策グッズが効果的:ダイソー・セリア製品は低コストで即効性あり
- 無機質素材で虫を防止:ハイドロボール・ゼオライトで虫がわきにくい環境を作る
- 水やりと清潔さが重要:適切な水やりと自家製スプレーで予防できる
- 発生後の確実な対処法:鉢の水没や植え替え、ダントツ水溶剤の安全な使用
観葉植物のコバエ駆除は100均グッズが効果的!おすすめアイテムを紹介
観葉植物にコバエが発生して困っていませんか?実は100均で買えるアイテムでコバエ問題を解決できるんです。
この記事では以下の内容を詳しく紹介します。
- ダイソーのコバエ対策グッズ徹底解説(商品・使い方・口コミ)
- セリア・キャンドゥの虫取りシートとハエ取り紙の選び方
- 100円ローソンなどその他100均ショップのコバエ取り事情
- スプレー・ハッカ油・酢など身近なものでコバエを退治する方法
- 室内でコバエを発生させないコツとゴミ箱まわりの対策
- ダントツ水溶剤を観葉植物に使うときの注意点
さっそく詳しく見ていきましょう。
ダイソーのコバエ対策グッズ徹底解説(商品・使い方・口コミ)
ダイソーには複数のコバエ対策グッズがあります。
ムシとり粘着シート

ダイソーには複数のコバエ対策グッズがあります。人気商品「ムシとり粘着シート」は強力な粘着力が特徴で、土にさして使用します。
ダイソー公式通販サイトでも確認できるこの商品は、コバエが一度触れると逃げられないほどの粘着力があると評判です。
コバエをキャッチ!!

もう一つの人気商品「コバエをキャッチ!!」も同様に粘着タイプですが、デザインやサイズが異なります。どちらも110円(税込)と手頃な価格で購入できます。
使い方は非常に簡単で、観葉植物の鉢に差し込むだけです。設置すると翌朝には多くのコバエが捕獲されていることも少なくありません。
特に湿度の高い梅雨時期や夏場に効果を発揮するため、季節的な対策としても最適です。効果は約1ヶ月持続するとされていますが、捕獲数が多い場合は早めに交換することをおすすめします。
口コミではコスパの良さと即効性の高さが評価されており、「翌日には大量のコバエが捕獲された」という声が多数見られます。
ただし、大量発生している場合は数日で満杯になることもあるため、複数枚用意しておくと安心です。
セリア・キャンドゥの虫取りシートとハエ取り紙の選び方

セリアには「コバエ取り誘引剤」や「バルくん飛ぶ虫粘着トラップ」という商品があり、コバエを効果的に誘い込んで捕獲します。
キャンドゥにも、同様の粘着タイプの製品が揃っています。
このバルくんシリーズは、ダイソーでも同じものが購入でき、100均に人気の商品となっているようです。
選ぶポイントは設置場所に合ったサイズと形状です。鉢に差し込むタイプは目立ちにくく、ぶら下げるタイプは広範囲をカバーできるという特徴があります。
両店とも園芸用とキッチン用のコバエ対策グッズがありますが、観葉植物のコバエ(主にキノコバエ)には必ず園芸用を選びましょう。
キッチン用の製品はショウジョウバエ用であり、効果が異なります。これらを混同して使うと効果が薄れてしまいます。
インテリア性を重視する方には、セリアの小型で目立ちにくいタイプがおすすめです。
効果の持続期間は約1ヶ月程度と長めなのも魅力です。環境や状況に応じて交換時期を調整するとよいでしょう。小さな鉢から大型の観葉植物まで対応できる品揃えが魅力です。
スプレー・ハッカ油・酢など身近なものでコバエを退治する方法
家にある材料でもコバエ対策は可能です。ハッカ油スプレーは特に効果的な方法の一つとして知られています。
ハッカ油10滴、精製水50ml、無水エタノール5mlを混ぜて作ったスプレーを土の表面や植物の周りに吹きかけると、コバエを寄せ付けにくくなります。
また、酢を使った手作りトラップも効果的な対策です。小さな容器にリンゴ酢や米酢を入れ、ラップに小さな穴を開けて覆います。
コバエが酢の香りに誘引されて中に入り込み、出られなくなるという仕組みです。さらに、めんつゆと水と少量の洗剤を混ぜた液体も同様の効果があります。
木酢液も優れた虫除け効果を持っています。水で300〜1000倍に薄めて噴霧すると、コバエ防止だけでなく植物の成長促進効果も期待できるため、一石二鳥です。
これらの方法は市販品のような即効性には欠けますが、環境にやさしく継続的な予防効果があります。
室内でコバエを発生させないコツとゴミ箱まわりの対策
コバエを発生させないためには、予防が何よりも重要です。観葉植物の水やりは土の表面がしっかり乾いてから行い、受け皿に水を溜めないようにすることが基本です。過湿状態がコバエの繁殖を促すため、風通しの良い場所に植物を置くことも大切なポイントとなります。
ゴミ箱周りも要注意です。生ゴミはこまめに捨て、ゴミ箱自体も定期的に洗浄しましょう。特に夏場は生ゴミにコバエが発生しやすいため、密閉式のゴミ箱を使用するか、消臭・抗菌スプレーを活用するとより効果的です。小さくても魅力的な臭いを発するものはコバエを引き寄せます。
室内全体の清潔を保つことも重要な対策となります。排水口や水回りは定期的に掃除し、コバエの発生源を作らないようにしましょう。予防を徹底することで、コバエの発生を大幅に減らすことができます。観葉植物と一緒に空間を清潔に保つ習慣が大切です。
ダントツ水溶剤を観葉植物に使うときの注意点
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住友化学の「ダントツ水溶剤」は効果的なコバエ駆除剤ですが、使用には注意が必要です。
特に重要な注意事項 | 詳細 |
---|---|
希釈率の厳守 | 2,000~4,000倍を必ず守る(濃度過多は植物に悪影響) |
換気の徹底 | 室内使用時は十分な換気を行う |
吸入防止 | 直接吸い込まないよう細心の注意 |
子どもやペットの安全 | 触れないよう確実に管理する |
まず、説明書通りの希釈率(2,000~4,000倍)を厳守してください。
濃度が高すぎると植物に悪影響を与える可能性があります。専門的な農薬なので取り扱いには十分な配慮が求められます。
室内での使用時は換気を十分に行い、直接吸い込まないよう細心の注意を払いましょう。使用後は手をよく洗い、子どもやペットが触れないよう管理することも非常に重要です。
効果は優れており、無臭という特徴があるため室内使用でも不快感が少ないのが魅力です。
効果は高いものの、定期的な使用は避け、大量発生時の対処法として考えるべきでしょう。
予防には前述の方法を優先し、どうしても改善しない場合の最終手段として使用することをおすすめします。植物の種類によっては使用を避けるべき場合もあるため、事前に確認することが大切です。
観葉植物に虫がわかない土は100均で揃う!虫を防ぐ土の選び方と使い方
観葉植物の土からコバエが湧いて困っていませんか?実は100均アイテムで虫が湧きにくい環境を作ることができます。
ここでは以下の内容をご紹介します。
- 虫がわかない100均土のおすすめと選び方(観葉植物向け)
- ダイソーの虫が出ない土と軽い土:特徴と口コミ
- セリア・キャンドゥで買える虫が湧きにくい土・ハイドロボール
- ホームセンターやカインズの「虫がわかない土」と100均商品の違い
- 土に虫が湧いたときの植え替えと応急処置の手順
- 100均で買った観葉植物は植え替えが必要?初心者向けの判断基準
それぞれ詳しく見ていきましょう。
虫がわかない100均土のおすすめと選び方(観葉植物向け)

虫がわきにくい土を100均で選ぶなら、無機質主体の土がおすすめです。有機物(腐葉土や堆肥)が少ないほど虫が発生しにくくなります。
パッケージに「室内用」「観葉植物用」と記載があるものを選びましょう。これらは室内での使用を想定して作られています。
ダイソーやセリアでは、完全な「虫がわかない土」と明記された商品は少ないものの、「観葉植物の土」に無機質資材を混ぜて使う方法が効果的です。
例えばダイソーの「根腐れ防止ゼオライト」を混ぜると水はけが良くなり、コバエの発生リスクが下がります。
選ぶ際は袋の状態もチェックしてください。湿っていたり、カビが見られる土は避けるべきです。なるべく新しい商品を選び、開封後はすぐに使い切ることが大切です。
100均の土は少量パックのため、小〜中型の観葉植物に最適で、気軽に試せるのが魅力です。
ダイソーの虫が出ない土と軽い土:特徴と口コミ

ダイソーの「このまま使える観葉植物の土」は手軽さが魅力ですが、コバエ対策としては単体では不十分という口コミも見られます。
そこでおすすめなのが、同じくダイソーで販売されている「根腐れ防止ゼオライト」を1割程度混ぜる方法です。水はけが良くなり、根腐れとコバエの発生を同時に防ぐことができます。
また、ダイソーには「軽い土」シリーズもあり、一般的な土より軽量で扱いやすいという特徴があります。女性や高齢者にも扱いやすく人気です。
ただし、こちらも単体では虫対策として十分でない場合があるので、表面に化粧石やハイドロボールを敷くとより効果的でしょう。
口コミでは「コスパが良い」という声が多い一方で、「時期によっては虫が発生した」という意見もあります。
確実に虫対策をしたい場合は、後述の工夫をプラスすることで、より安心して観葉植物を楽しむことができるでしょう。
セリア・キャンドゥで買える虫が湧きにくい土・ハイドロボール
セリアとキャンドゥでは、ハイドロボールやハイドロカルチャー用の資材が充実しています。これらは土を使わない栽培方法に最適で、コバエがわきにくい環境を作ることができます。特にセリアの「観葉植物用ハイドロボール」は土の表面に敷くことで、コバエの卵の産み付けを防ぐ効果があります。
キャンドゥには「軽石」も販売されており、これを土の表面に敷くことでも同様の効果が期待できます。どちらも色や形状がおしゃれなため、インテリアとしての見栄えも損なわず、実用性とデザイン性を兼ね備えています。
また、これらの店舗では季節によって「室内用培養土」も販売されています。少量パックで試しやすいのが魅力ですが、完全な虫対策には表面をハイドロボールで覆うのがおすすめです。ハイドロボールと培養土を組み合わせることで、より効果的なコバエ対策が可能となります。
ホームセンターやカインズの「虫がわかない土」と100均商品の違い

ホームセンターやカインズで販売されている「虫がわかない土」は、殺菌・消毒処理が施されており、無機質主体の配合になっているものが多いです。プロトリーフの「室内向け観葉・多肉の土」など、専門的に開発された商品は虫の発生率が低いという特徴があります。
一方、100均の土は低価格でお試しやすいものの、殺菌処理が不完全な場合があります。価格差の理由は、処理工程や品質管理の違いによるものです。専門店の土はより確実な防虫効果を期待できますが、その分コストがかかります。
ただし、100均の土でも正しく使えば問題ないケースが多いです。特に小型の植物や一時的な使用には十分機能します。どうしても虫が気になる場合は、ホームセンターの専門土と100均のハイドロボールを組み合わせるという方法もコスト効率が良いでしょう。
土に虫が湧いたときの植え替えと応急処置の手順
土に虫が湧いてしまった場合、まずは応急処置として鉢ごと水に10分ほど沈めてみましょう。
これにより土中の成虫や幼虫を溺死させることができます。その後、表面2〜3cmの土を取り除き、新しい土と交換するだけでもかなりの効果があります。
完全な対策としては植え替えが最も効果的です。手順は次の通りです。
- 植物を鉢から取り出す
- 根についた土を優しく落とす
- 根を水で洗い、古い土を完全に除去
- 殺菌済みの新しい土に植え替え
- 表面をハイドロボールなどで覆う
植え替えのコツはこちらの記事で詳しく解説しています。

作業は屋外で行うのが理想的です。もし室内で行う場合は、新聞紙などを敷いて飛散を防ぎましょう。
また、植え替え後は水やりを控えめにして土を乾燥気味に保つことがコバエ予防につながります。適切な処置で清潔な環境を取り戻せます。
100均で買った観葉植物は植え替えが必要?初心者向けの判断基準
100均で観葉植物を購入した場合、基本的には植え替えをおすすめします。100均の植物はコスト削減のため、培養土の質や量が最低限に抑えられていることが多いからです。長期的な栽培を考えるなら植え替えが望ましいでしょう。
植え替えの判断基準は以下の通りです。
- 購入後2週間以内に葉が黄色くなる
- 水やり後も土がすぐに乾く
- 根が鉢の底から見える
- コバエなどの虫が発生する
これらが見られたら、植え替え時期と考えてよいでしょう。初心者の方は、植物の状態を見ながら判断することが大切です。
元気に成長しているようであれば急いで植え替える必要はありませんが、購入から3ヶ月を目安に少し大きめの鉢に植え替えると、より健康に育ちます。
植え替え時には虫がわきにくい土を選び、表面を無機質の資材で覆うと長期的に管理が楽になります。
観葉植物のコバエ駆除は100均で解決!虫がわかない土とおすすめグッズのまとめ
最後に、この記事で紹介した内容をおさらいしましょう。
- 観葉植物のコバエ対策には、ダイソーの「ムシとり粘着シート」やセリアの「バルくん飛ぶ虫粘着トラップ」など、100均で手に入る低コストな対策グッズが非常に効果的です。これらは設置が簡単で、翌日には効果を実感できるため、初心者におすすめです。
- 虫がわきにくい環境作りには、ダイソーの「ハイドロボール」や「根腐れ防止ゼオライト」を活用しましょう。無機質素材は清潔で虫を寄せ付けにくく、土の上に敷くだけでも予防効果があります。ハイドロカルチャーに挑戦すれば、より清潔で虫のわかない植物生活が楽しめます。
- コバエ予防の基本は適切な水やり管理です。土の表面が乾いてから水を与え、受け皿に水を溜めないようにしましょう。また、ハッカ油や木酢液を水で薄めたスプレーを定期的に使用すれば、虫の発生を予防できます。室内全体を清潔に保つことも重要なポイントです。
- すでにコバエが発生してしまった場合は、鉢ごと水に沈める方法や、表面の土を入れ替える応急処置が効果的です。より確実に対処したい場合は、「ダントツ水溶剤」の2,000~4,000倍希釈液を使用すると良いでしょう。ただし、農薬のため換気や手洗いなど、安全な取り扱いを心がけてください。
観葉植物をコバエなしで楽しむには、予防が何より大切です。100均アイテムを活用した対策で、清潔な環境で植物と暮らしましょう。
初めて観葉植物を購入する方は、最初から適切な土と環境を整えることで、コバエの悩みを大幅に減らすことができます。
植物によって水やりの頻度や適した環境が異なるため、育てる植物の特性を知ることも重要です。適切な管理と対策で、観葉植物のある快適な暮らしを楽しんでください。